2011年6月14日イーモバイルの夏モデルが発表されました。
このBlogではいつもどおり、スマートフォンとタブレット機のスペックを見ていきます。
まず、スマートフォン。
2機種が発表されましたが、共にイーモバイルのウリであるテザリングは当然対応しています。
とはいえ、従来のariaやPocket Wi-Fi S同様スマートフォンとしてのスペックは明らかにDoCoMoやau、softbankのスマートフォンよりも見劣りするスペックとなっています。
従来のariaとPocket Wi-Fi Sの弱点というのは主に二点あり、Flash Player非対応と画面解像度が低い点があげられると思います。
今回の二機種は、使えないとの表記はありませんが、CPUがMSM7227ということは残念ながらFlash Playerは使えないと思います。
画面解像度は、Pocket WiFi S II(S41HW)では致命的だったPocket Wi-Fi Sの倍になってますので、まだずいぶんマシになっていると思いますが、それでも他の機種に比べるとひときわ解像度の低さは目につきます。
とはいえ、武器のテザリングについては、DoCoMoはパケット代が高価過ぎますし、auはWiMAXエリア外では速度制限がかかる仕様に(来年から)なるため、低価格で3Gテザリングできるという点では魅力的です。
同時に発表になったタブレットは7インチのWi-Fiモデルでandroid2.3搭載というスペック。auで販売しているSMT-i9100と競合するようなスペックですが、価格次第では結構売れるかもしれません。
以下いつもどおりスペックを追っていきます。
セールスポイントは青、弱点は赤で記載します。
●Pocket WiFi S II(S41HW)
発売(予定)日:7月以降発売
液晶サイズ:3.2インチ 480×320ピクセル
大きさ:56.5×110×11.2(最厚部12.7)(104g)
CPU:MSM7227 600MHz
カメラの画素数:320万画素+30万画素(サブ)
連続通話時間:非公表
搭載機能:テザリング
その他特長:RAMが256MB、Flash Player非対応
●S42HW
発売(予定)日:7月以降発売
液晶サイズ:3インチ 800×480ピクセル
大きさ:51×133×10.45(最厚部11.5)(114g)
CPU:MSM7227 800MHz(オーバークロック)
カメラの画素数:500万画素
連続通話時間:非公表
搭載機能:テザリング
その他特長:ストレート筐体テンキー搭載、Flash Player非対応(と思われる)
●A01HW(タブレット)
発売(予定)日:7月以降発売
液晶サイズ:7インチ 1024×768ピクセル
大きさ:133×188×12.64(500g)
CPU:A8/1GHz
カメラの画素数:300万画素+130万画素
連続通通信時間:非公表
搭載機能:
その他特長:3G非搭載Wi-Fi版