いや、驚いた。
2001/5/16のDoCoMoの新製品発表会。スマートフォン(Windows Phone、Windows Mobileではなく、LOOXモデルとしてWindows 7 HomePremium搭載の携帯電話(Windows 7 ケータイ)でiモードもつかえるというのがもうすごいというか酷いというか。
韓国製のM1よりもはるかに小さいサイズというのがもう信じられませんね。
さすがに世界最小。さすが富士通!
機種名はF-07C
発売時期は6月〜7月の予定
まぁスペックを良く見ていくと、ディスプレイやキーボードは当然共有ですが筐体の中にはケータイ電話用のCPUやストレージとWindows7PCとしてのCPUやストレージが別に存在しているというハードウェアですね。
PCとしては、格段に小さいサイズですが、さすがに性能的にはさすがにかなり貧弱な仕様になってます。
いつもどおり、セールスポイントを青、弱点を赤で示します。
OS Windows 7 Home Premium 32Bit日本語版
CPU AtomZ600(1.2GHz)→ただし600MHzで動作
メモリ 1GB
ストレージ 32GBSSD(うちリカバリ領域に8.2GB、プリインストールアプリ11.1GBで空き容量は10.4GB)
※発表会の展示機の容量
バッテリ稼働時間 2時間
ディスプレイ 4.0インチ 1024×600ピクセル
サイズ 125×61×19.8mm(218g)
カメラ Windowsではメインカメラ使用不可、インカメラのみ可
無線LAN IEEE802.11b/g/n
外部メモリ microSDHC
アプリ Microsoft Office Personal 2010(2年間ライセンス版)、電子辞書がたくさん、iフィルター6.0、WindowsLiveメール…他。
その他 USB/HDMIグレードル別売り(Windows環境でのみ使用可)
Bluetoothと赤外線はWindows環境から使えない。
スライド式でQWERTYキーボード内蔵(右側にトラックボール、左上に左クリックボタン、トラックボールを押すと右クリック[だと思う])
画面縦横の自動切り替えなし
※パケホーダイの上限10,395円
iモード端末として使用している状態は510万画素のカメラやおサイフケータイの利用可能で、iモード側とWindows側のデータのやり取りはmicroSDカード経由しか無いそうです。
ものすごいマシンですが、CPUとバッテリの貧弱さにより、処理速度的には、もう正直ウイルス対策アプリを入れないくらいの覚悟が必要かと….かなり用途は限られるかと思いますが、それでもWindowsが動くというのはとてつもないアドバンテージですが。
週間ASCIIのサイトで動画が掲載されてます。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/041/41934/
動作はやっぱり遅いですね。キーは意外と打ちやすそうですが、画面が細かすぎてタッチは難しいとのこと。
ちなみにバンドルされているブラウザはIE9ですね。
本体に丈夫にUSBマークの付いたフタが見えますので、USBはついてるようです。